まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん

昨日に引き続き〜劇場版ケロロゾロリの感想です。
劇場版 ケロロ軍曹/まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん
ケロロに比べ〜大満足だったのが劇場版「かいけつゾロリ」!
映画だから感動を〜とか小賢しい事は一切考えず、
ひたすらいつもの「かいけつゾロリ」の世界を劇場クオリティーで再現、
その潔さが、見事に勢いとなって内容、作画に現れてる感じです。


開始直後のいきなりENDスタッフロール&閉幕の劇場版ならではのギャグに始まり、
TVショッピングを彷彿させる「高枝切りバサミ」等、
次から次へと連発するギャグも子供だけでなく
大人も笑えるように考えられていると思います。


そしてSF・ロボットアニメを見ていた父親達が「おぉ〜!!」と思ったハズの
NEW海賊船の登場とロボットへの変形シーン。
80年代ロボットアニメで流行ったこってり目の多重影や
一世を風靡した金田作画風のアクション!
明らかに30代親父を狙っています〜!!
このシーンだけでも観に来たかいがあったというモノです!
あまりにニヤけてる自分に横で気づいたコドモが不思議がっていました。


同時上映クロスオーバー(相互作品へゲスト出演)企画も
ケロロ軍曹」劇中の取って付けたような「ゾロリ」出演に対して、
ゾロリ」劇中では、ゾロリの世界観にちゃんとケロロ達が存在していて、
主要キャラとのやり取りも見事なギャグにしています。
スタッフロール後、ゾロリ達メインキャラが退場後にも
ケロロUFOが密かに登場したりと「ケロロ軍曹」ファンにも
納得のクロスオーバーでしょう!


ゾロリ制作スタッフの遊び心と、
とにかく面白いアニメ映画を作る姿勢には感服です。
こりゃ〜DVD化されたら買いますよ〜絶対!
そう思っただけでも自分的に「ケロロ軍曹」より
上をいっていたと思う劇場版「かいけつゾロリ」でした。
かいけつゾロリのなぞのおたから大さくせん (前編) かいけつゾロリのなぞのおたから大さくせん〈後編〉
かいけつゾロリのなぞのおたから大さくせん (前編)
かいけつゾロリのなぞのおたから大さくせん〈後編〉
原 ゆたか
ポプラ社 (2005/12)
Amazon.co.jp で詳細を見る