映画ドラえもんのび太の恐竜2006

作画ファンの間からは今年最大の作画アニメ映画と囁かれている
のび太の恐竜2006」予告編やプロモで超絶作画っぷりに期待たっぷり〜
コドモより親の自分の方が鼻息荒くして試写に行ってきました!
予告編で期待しすぎると本編でガッカリってよくあったりするのですが、
のび太の恐竜2006」は違いました!期待をさらに上回る素晴らしい映画でした。
ドラえもんぬいぐるみ 2006映画バージョン
基本的には原作どおりのストーリーなのですが、
そこは数々の「泣けるドラえもん」を作って来た渡辺歩監督!
オリジナルのシーンの追加で物語の厚みを増し、泣かせる所は泣かせます!
コドモの手前、涙こらえるのが辛い・・・。


本編は100分強の子供向けとしては長めのなのですが、
飽きさせないように要所要所ギャグが入っていたりして
「子供に見せる為の映画」としてとても気を使って作ってあると思いました。
実際、子供達には相当ウケていたし、
初映画館なウチのコドモも途中で飽きずに見る事ができました。良かった〜♪


事前に公開されていたプロモ映像での作画の良さに注目していたのですが、
全編を通してコレでもか!な位、動かしまくっています。
アクションシーンはもちろん日常シーンの懲りようもスゴかったです。
背景はもはや藤子作品の面影が無いほど生々しさと密度で描き込まれているし〜
映像クオリティーは子供向けのレベルでは無く、
ジャパニメーションと呼ばれる種類のアニメ映画ではないでしょうか。
ここまでのアニメーション作画の凝りは正直、コドモには解らないと思いますが、
この映像を見てTVのドラえもんとは「何か違うぞ!」と思ってくれれば良いかな〜!
それが映画「ドラえもん」なんですから!!


自分的に大絶賛な「のび太の恐竜2006」なのですが、
一つ気になった事はひみつ道具の扱いです。
次はどんな「ひみつ道具」がでるのかな?って「ドラえもん」の
楽しみの一つだと思うのですが、今回の映画はお馴染みのひみつ道具解説も
しないでさりげなく使っているのです。道具によっては名前すら解らないです。
物語の流れ優先の演出で「ひみつ道具」の事を省いた感じだったのですが
自分としては少し残念でした。


自分の初劇場映画で思い入れの深い「のび太の恐竜」のリメイク版が
リニューアル第一弾となったのはとても良かったと思います。
どうやら来年も劇場版の公開があるらしいので早くも楽しみです。
それにウチのコドモはまだ5歳だし、しばらくの間は
ドラえもん」を観に行くのを喜んでつき合ってくれそうなので〜








映画の主題歌になっているスキマスイッチの「ボクノート」がとっても良いです。
プロモで曲のかかるタイミングが最高〜♪